日付: | 09 Jan 2024 |
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詳細: | 皆様、グローバルグルメツアーにご搭乗いただきありがとうございます。✈️
香港というと日本人の多くは「中国料理の本場」というイメージなのでは? 実は、歴史的な背景や世界都市という点から、香港では世界各国の料理もハイグレード! 実際に「ミシュランガイド香港・マカオ2023」で3つ星・2つ星を獲得した 香港内のレストラン20軒を見てみても、中国料理は8軒のみ。 残りの12軒の内訳はフランス料理5軒、イノベーティブ4軒、イタリア料理2軒、日本料理1軒となっています。
そこで、今回は 「香港人パイロットがオススメする香港で楽しめる世界各国料理5選!」という動画をご紹介します。 2回目以降の香港リピーターの方に是非お勧めください。 5つのレストランを選んだのは、香港人女性パイロットのクリスティーナ・ホー(何紫婷)さん。 動画に登場する料理は各レストランのシェフにセレクトいただきました。 パイロットという仕事柄、世界中のグルメに親しんだ彼女がお勧めするお店は必見です。
音声は英語・広東語で、英語・広東語字幕付きの3分強の動画ですが、言葉がわからなくても大丈夫。 きっとレストランの雰囲気や美味しそうな食事は映像から十分伝わります! 紹介されているお店の詳細情報を記しておくので、 英語はどうも苦手という方は、まず各レストランの情報を読んでから動画をご覧いただくとわかりやすいかも。
↑【動画 3分8秒】香港人パイロットがオススメする香港で楽しめる世界各国料理5選!<英語/広東語・英語/中国語字幕> Local Pilot’s Top 5 Picks of Global Cuisines in Hong Kong 本地機師為你精選香港5間環球特色料理餐廳
🏷️ニュー・パンジャーブ・クラブ(New Punjab Club): パンジャーブ地方料理
「香港では世界の様々な国々の名物料理が楽しめる」というクリスティーナさんが最初に案内してくれるのは、 インドとパキスタンにまたがるパンジャーブ地方料理のレストラン「ニュー・パンジャーブ・クラブ」。 ここでは、壷窯型オーブンのタンドールを使ってオリジナルの味を創り出しています。
カリナリーディレクターのパラシュ・ミトラ(Palash Mitra)さんは 「美しい盛り付けや香りのよさなどいろいろありますが、食べる時の手触りや食感が重要」と言っています。 さすがに動画では手触りや食感はわかりませんが、 盛り付けがとてもきれいで美味しそうな料理がずらっと勢ぞろい。
ニュー・パンジャーブ・クラブ 住所: G/F, World Wide Commercial Building, 34 Wyndham Street, Central, Hong Kong Island URL: https://www.newpunjabclub.com/
🏷️家全七福酒家(Seventh Son Restaurant): 広東料理
続いて紹介するのは1948年創業の広東料理レストラン「家全七福酒家」。 ここは香港内に2店舗を構えていて、東京・新橋や上海にも支店があります。
動画では、創業者の孫でエグゼクティブディレクターのダニエル・チョイ(徐德耀)さんが 子豚の丸焼き(大紅片皮乳豬)の2通りの食べ方を教えてくれます。 まずは黄金色に焼き上がったパリパリの皮を野菜と一緒に蒸しパンに載せ、ソースをかけて食べます。 皮の部分を食べ終わると、スタッフが食べやすいように肉を切ってくれるので、今度はそのまま召し上がれ。 さすがは創業75年! 動画に映る料理はどれも美味しそう。
家全七福酒家 住所: 7/F, H Zentre, 15 Middle Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon URL: https://www.seventhson.hk
🏷️RONIN: 居酒屋
3軒目に登場するのは日本の居酒屋「RONIN」。 ここ10年ほど香港では日本食が大ブームで、 2022年に日本の農林水産物・食品を2,086億円分も輸入し、日本からの輸出先No2となっているほど。
日本へのフライト到着時間が遅い時、クリスティーナさんは何を食べるか迷ってしまうことが多いそう。 そんな時には居酒屋を選べば、間違いないんだとか。 普通、飲食店では新メニューの開発に6週間ほどかけるところが多いのに、 「RONIN」では絶えずオススメ料理が変わります。 香港のみの短期旅行だと日本人はなかなか日本食を食べには行きませんが、 長期滞在や各国を巡る出張のお客様がいらっしゃれば、是非ここを思い出してください!
RONIN 住所: G/F, 8 On Wo Lane, Sheung Wan, Hong Kong Island
🏷️ヴェネディア・グランカフェ(Venédia Grancaffe): イタリア料理
「イタリアも好きな場所の一つ」というクリスティーナさん。 「ヴェネディア・グランカフェ」に行くとイタリアでの日々を思い出すんだとか。
ここのメニューは2人のミシュランシェフが創り出しているものの、 イタリアンレストランによくあるフォーマルな重厚感ではなく、デートにもいい感じの雰囲気だそう。 新鮮な生ヨーロッパアカザエビのキャビア、レモンゼスト、ブッラータチーズソース添えや、 根セロリピューレとぱりぱりのアオサに載せた、ピリ辛ソース仕立てのタコの炭火焼が動画に登場しますが、 確かに料理も美しくて、デートにぴったりかも。
ヴェネディア・グランカフェ 住所: G/F, One Chinachem Central, 22 Des Voeux Road Central, Central, Hong Kong Island
🏷️カブーン(KABOOM): 東南アジアフュージョン料理
最後に紹介するのは、香港ならではのスカイラインが楽しめる、 文字通り、都会の中のオアシスのような「カブーン」。 店名の「カブーン」とはドッカーンという爆発音のこと。
目の前に270度に拡がるビクトリアハーバーの風景と 素敵な東南アジアのフュージョン料理とのペアリングで、日ごろの忙しさも疲れも吹っ飛んでしまうはず。
カブーン 住所: 20/F, Prince Tower, 12A Peking Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon URL: https://www.instagram.com/kaboom.hk/
いかがでしたか?香港では世界各国の料理もグレードが高いのがご覧いただけたかと思います。 初めての香港はどうしても中国料理一辺倒になりがちですが、 2回目以降のリピーターの方はハイレベルな各国料理を日程に組み込み、旅のアクセントにしてみては?
もっと香港にある各国料理の情報が知りたい!という方は 香港政府観光局公式URLにある下記記事も是非チェックしてみてください。
香港の味覚を形成する国際社会 |